TOP教育沖縄の塾選びを変えたジュクタン創立者・喜屋武さんの想い
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沖縄の塾選びを変えたジュクタン創立者・喜屋武さんの想い

2018/08/7

塾と学びの探求マガジン『ジュクタン』が今年で4年目を迎える。今回は『ジュクタン』 を発行している株式会社カフーブランディング代表の喜屋武剛敏さんにお話を伺いました。

ジュクタンの誕生

県外系列の広告・ブランディング会社で10年以上、プランナーとして大学や専門学校のマーケティング・プロモーションに携わっていた喜屋武さん。2012年12月に独立し、教育機関を中心とした広告・ブランディング会社(株)カフーブランディングを設立。

ジュクタン開発の起点となったのは2015年。当時事務所を開設していた那覇市安里エリアは、塾や予備校が点在する激戦区という環境にあり「生徒や保護者はこの中からどのような基準で学校を選択しているのだろうか?」発信する情報が他教育業界に比べて極端に少なかった塾・予備校業界へ疑問を抱いていたという。

これまでの教育機関のブランディング実務の経験から教育機関にとって最も重要でオープンにすべき「先生・授業・教育方針」といった要素が特に見えずらいと感じていたので、これらの情報を各塾がオープンに出していくことで新たな情報コンテンツとして、「選ぶ側、発信する側」の価値を創出できるのでは? その上、どこか教育業界や経済界の外側に置かれたイメージのあった塾・予備校業界の社会的なブランド向上にもつながるのでは? という想いを胸に企画書制作から営業、制作など3ヶ月で塾と学びの探索マガジン「ジュクタン」を創刊させた。

創刊にあたって、こだわった点は、誌面の信頼性を高めるためのクオリティ。県内CMや広告の最前線で活躍するトップクラスのカメラマンとモデルプロダクション、デザインファームで制作チームを組み、全体のコンセプトメイクと誌面企画・編集はこれまでの経験を活かし自身で行った。

また、流通は生活者の日常的な接触チャネル「コンビニ」と「ゆいレール」に設置し事前告知ゼロの状態から発刊7日後には新報、タイムスからの取材を受ける。県内外の塾からの問い合わせも順調に推移し2018年現在、発行4年目を迎えている。

2020年の大学入試改革に向けて

沖縄県は大学進学率で全国最下位が続いている。一方で、専門学校への進学率は全国第2位。喜屋武さんは、沖縄県の貧困率の高さが進学率低迷の要因と言われているものの、それだけが原因ではないと話す。

子どもの教育にかけるお金はあるけれど、どういった教育が必要なのかが分からない。2020年の大学入試改革についても、漠然とした不安を抱えている。そういった状況の親子に向けて、教育に関する情報を発信し、少しでも不安を解消したいというのが喜屋武さんの想いだ。

『ジュクタン』では、塾や予備校の情報だけでなく、教育に関する考えや指導者の想いを知ることができる。どの指導者も共通して、“目的意識”や“自分で考える力”が必要だと言う。自分の目標は何か、何のために勉強するのかが定まっていない生徒は、学ぶことへのモチベーションが長続きしない。将来の目標や勉強の目的をしっかりと定め、受け身ではなく自分から行動をおこす姿勢が、今後は特に必要だと喜屋武さんは話してくれた。

ジュクタン、今後の展望

将来の目標、勉強の目的を持つためには、まず情報が必要だ。『ジュクタン』を発行している株式会社カフーブランディングは、株式会社リバネスのグループ会社であり、様々な学校や研究者、企業と繋がりがある。その関係を活かし、『ジュクタン』では今後、キャリア教育の分野にも力を注いでいく。

沖縄の親子が将来を見据えた学習をするために、心強い情報収集ツールとなるに違いない。また、県外進出の準備も着々と進んでいる。近々、九州版『ジュクタン』も発行されるようだ。

今後も、塾と学びの探求マガジン『ジュクタン』に注目だ。


塾と学びの探求マガジン ジュクタン: http://jyukutan.com/
株式会社カフーブランディング: http://kafuu-branding.com/
株式会社リバネス: https://lne.st/

編集部 - 2018/08/7