沖縄のママを健康で美しく。
沖縄キレイ☆ママサークル、オキママ
2019年08月24日
Tweetママ達が楽しむ場所として結成されたサークル「沖縄キレイ☆ママサークル」、略して〝オキママ〟をご存知だろうか。企業とのコラボやママの読者モデル、そして時にはCM出演など、幅広い活動内容とママ達の笑顔が印象的なサークル。代表の上原綾乃さんに、サークル発足の経緯や活動についてお話をお伺いした。
◆ママ自身が楽しみ、輝く場所をつくりたい
オキママ代表の上原さんは、男の子二人のお母さん。20代の頃はアパレル関係の仕事をしており、いわゆる「ギャル」だったそうだ。子どもが生まれた後は、当時流行っていた「ギャルママサークル」に入りたいと考えていた上原さん。しかし、沖縄県内にギャルママサークルが無かった為、自身で立ち上げることに。「ママサークル自体は沖縄にもいくつかあったのですが、どれも“子育て”に関することが活動内容の中心でした。ママがギャルの格好をしていたら白い目で見られるような雰囲気の中、自分の好きなようにオシャレや趣味を楽しんで、ママ同士が交流できる場所をつくりたいと思ったのも、サークルを立ち上げた理由のひとつです」。まずはブログ立ち上げ、日々のファッションやメイクなど、WEBでの発信を続けながらサークルメンバーを募集した。
<オキママブログ>
https://okinawakireimama.ti-da.net/
◆オキママの軌跡
今年で10年目を迎えるオキママ。入会する為の手続きや登録などは特に設けておらず、参加したいママがSNSを通して連絡を取り合い、様々なイベントや活動に参加している。
「妊娠、育児、家事、仕事をしているメンバーもいるので、毎月この日は集合!のような決まりは特にありません。参加したい人が、参加できるときに参加する。私自身も、子どもの部活動で忙しい時期はオキママの活動はしていませんでした」と上原さん。無理なく気軽に参加できるのも、このサークルの魅力のひとつになっているようだ。設立当初はメイクやネイル、ファッション情報など、「キレイ」に焦点をあてた活動が多かったが、最近は「健康」に焦点をあてた活動が増えてきているとのこと。ローフードやハーブ、島野菜に詳しいメンバーとの交流も刺激となって、新しい取り組みへと繋がっている。
◆ママの笑顔で沖縄を元気に!
企業とも数多くコラボを重ねてきたオキママ。食品会社の商品開発にも携わるなど、その影響力は計り知れない。試作品に対して改善点を指摘し、より良い商品の開発にも貢献している。「会社のお偉い方にも遠慮せず、辛口でコメントしますよ(笑)。でも、沖縄のママ達の意見は伝えていきたいし、消費者としての意見は企業の方からとても喜ばれます」と上原さん。ウグイス嬢としての顔も持つ上原さんは、政治が身近にあるからか「沖縄全体を元気に」という発想を常に持っている。「ママの活動は、直接は経済に関わらないかもしれないけれど、ママが笑顔でいれば、家庭が安らぎの場所となり、旦那や子ども達も職場や学校で輝ける。それがたくさんの家庭で実現できれば、沖縄全体が明るく元気になれる。沖縄を元気にするには、ママの笑顔からだと考えています」と活動への想いを語ってくれた。
◆進化を続けるオキママ
オキママメンバーのひとり、だしソムリエの資格を持つ吉盛さんは、「仕事して、子育てしていても、自分が楽しんで良いんだと気付かされた」とサークルに参加してからの心情を話してくれた。「オキママのイベントに参加する時間を捻出するために、自分の仕事を効率よく進めるようになった」、「メンバーと話すことによって新しいアイディアが生まれ、自分の活動や仕事に活きて収入にも繋がった」という声もあり、サークルでの活動が家庭や仕事にもプラスになっている様子。「辛いときに乗り越えるには、笑顔。みんなで〝でーじうける〟って言って、楽しく笑顔でいれたら、どんな苦労も乗り越えられる。
人生は楽しんだもの勝ち」と話す上原さん。そんなポジティブでパワフルな彼女に励まされ、元気をもらったメンバーも多いのではないだろうか。企業とのコラボによって、様々な知識と経験を積んできたオキママの皆さん。美容や健康、各自のスキルアップに繋がるセミナーの企画や、読者モデルの依頼も増えてきているとのこと。オキママの今後の活躍に注目していきたい。
上原さんの前回記事はこちら
沖縄からプロ野球選手を目指す!「本気のクラブ活動」vs「家庭の財政」のホントのところ
投稿者プロフィール
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沖縄県那覇市出身。二児の母。
沖縄の子育てを応援するフリーマガジン「たいようのえくぼ」と、その姉妹冊子・沖縄の部活動を応援するフリーマガジン「たいようのFight!」のデザイナーを務める。
県内向けおでかけ情報サイト「ちゅらとく」ライター。
翁長奈七 - 2019/08/24
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